”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

思わず笑っちゃう男優さん、、

良く”映画史上最高に笑った映画は、、?”っと言うのはランキングも含めてこのYahooさんのトップページで検索しても邦画、洋画すぐに50本くらいの作品が出て来る。しかし悲しいかな此処にも押し寄せる世代交代が、、名作と呼ばれる”お熱いのがお好き”(59年)、、とか一連のピンク・パンサーシリーズはまったくお呼びでないのだ。かと思うといきなりバスター・キートンチャップリンの無声時代の映画が複数入っていたりする。まあ98年に公開された”メリーに首ったけ”やジャッキー・チェンの映画がランクインしているのは納得出来るのだが、、。

このキートンチャプリンは別格とすると画面に登場するだけで笑いそうになる男優さんは誰しも持っておられるのでは?例えば、、ピーター・セラーズ、、絶対に何かをやらかす、、との期待から思わず頬が緩んでしまう。”ピンク・パンサー”で世界的に大ヒットしたのだがその前に主演した”パーティ”(68年)はもう最初っから最後まで笑い転げる事が確実な上質なコメディだ、、監督は後に”ピンクの豹”等の一連のコメディを監督することになるブレーク・エドワーズ。

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”パーティ”の一場面、、インド人の売れない俳優に扮してた。そのナニをやらせてもダメ出しの天才が何の拍子かハリウッドの大物プロデューサーが開いたパーティへ招かれてしまいその邸宅で派手に起こす抱腹絶倒劇なのです。インド風、英語の発音からその仕草や振る舞いまで、、これは幾ら時間が経過しても大笑い間違いなしの一作であります。




ミスター・ビーンズ”の放映でお茶の間に進出したローウェン・アトキンズ、、生理的にダメという人もいるのだがやはり彼は出て来るだけで笑える。近年スゴい真面目な役柄でイギリスのBBC制作、放映のメグレ警部をシリーズで演じているのだが何となく何時か笑わせてくれる場面があるんじゃないだろうか?とどうしても期待してしまう。


ロビン・ウィリアムズ、、この人も笑わせてくれる。”ミセス・ダウト”(93年)女装も良いのだが個人的にはフランスのオリジナル舞台劇を映画化した”バードケージ”(96年)のネイサン・レインの”ダンナ”役、、こりゃ悶絶もんだった、、。

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ちょっと古くなるがジャック・レモン、、この人の口八丁手八丁は(もっと上を行くのがウォルター・マッソウー)もうペーソスに溢れ、笑わせるが最後はホロリ、、もうコメディアンとして言うことなしの巧さだった。無論、脚本ありきで演技をしている訳だがそれを笑いに替えるのはもう彼の技術ではないだろうか?



後年、そのジャック・レモンとコンビを組んで色々な映画や”おかしな二人”シリーズでは笑い転げさせてくれたのがウォルター・マッソウだった。始めてこの二人が共演した”恋人よ帰れわが胸へ”(66年)を見たのが最初だったがこれも実に良く笑った、、しかも最後は泣かせるのだ、。レスリー・ニールセンの笑いっぱなしで放り出される映画とはチト違うのだ、。イメージ 4

恐らく最近の、、となるとスティーブ・カレル、それにベン・スティラージム・ケリー、、更にはマーク・ウォールバーグやエディー・マーフィー、と大勢出て来るのだが最初っから”さあ笑わせますよ”ってのと何気ない仕草に”思わず笑っちまう”、、それと本人は笑わせる積もりじゃないのに見ている方は”つい笑っちゃう”こんな風に分類出来ないだろうか?それにセリフで笑わせるってものありだが、、この辺りは舞台経験の豊富な男優さんが圧倒的に有利かも知れない、。

下ネタではない上品な笑い、これに尽きるのだがどうでしょう??

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