”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”エントラップメント”(99年)

原題の”Entrapment"、罠を仕掛けろとか言う意味だがそのまま邦題に、もうかれこれ18年も前の映画じゃないか?美術品専門の泥棒、マックにショーン・コネリーそして相対する保険の調査員、ジンにキャサリン・ゼータ・ジョーンズで設定は華麗なる秀作”華麗なる賭け”のスティーブ・マックイーンフェイ・ダナウェイにかなり近いのだ。

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ショーン・コネリーはこの映画のあとに”小説家を見つけたら”(00年)と”リーグ・オブ・レジェンド”(03年)に出てそれっきり映画界から引退してしまった、。キャサリン姉さんの方はこの後、”シカゴ”(02年)や”幸せのレシピ(07年)等など代表作があるのだがアラサーとあって一番輝いている頃じゃなかったか?ナニせあの赤外線を避けてクネクネと通る訓練の場面にはちゃんと洋服は着ているにも関わらずドキんドキんさせられたっけ、、アレは下手なヌードより見応え満点、、従ってこの映画の評価も☆が一個プラスされている、、。

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メインの背景になる場所がクアラルンプール、、この映画が撮られる14~15年くらい前には殆んど常駐していたので景色の様変わりに思わず乗り出しちまった。クライマックスの舞台になる”ペトロナス・ツイン・タワー”は当時工事中だった。確か450m以上もあって上層階には世界で一番”高い”マクドナルドが入ったんじゃなかったか??此処でビックマックを食べたかったんだがその夢は儚く消えちまった、、。



世界最高の美術品泥棒のマック(S・コネリー)なんだが、ニューヨークで起こったレンブラントの盗難事件は、あらゆる証拠が彼の仕業であることを示していた。そんな中、保険会社の優秀な女性調査員のジン(キャサリン姉さん)は、マックを罠にはめるための新たな窃盗計画を思いつく。やがてふたりは複雑な駆け引きの末にパートナーとなり、中国の黄金の仮面、コンピューターの2000年問題に絡んだ銀行強盗へとエスカレートしていくのだった……。by allcinema

まあ映画としちゃ”華麗なる賭け”には遠く及ばないのだが背景とこの二人に免じて最後まで、イヤもう何回見ているか?肩の凝らない娯楽映画、、と言ったら失礼かも知れないが評論家諸氏が絶賛しても普通の映画ファンが二度と見たくならない”名作”がある事を思うとそこそこの出来でこうして飽きずに何回も見てしまう、、こんな映画の存在も侮れないぞ。

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