”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

フィリップ・マーロウの新作


ミステリーファンには待望、、と言うか期待でいっぱいと言うか待ち遠しい映画が制作される。発表されたばかりで完成は何時になるやら、、でもまだプロデューサーと監督、主演っきゃ公表されていないので詳細は一切不明だ。

監督はウィリアム・モナハン、過去には”キングダム・オブ・ヘヴン”や”ディパーテッド”、”ワールド・オブ・ライズ”を撮っている。そして肝心のその主人公を演じるのは我れらが強いおっちゃん、、”沈黙”以来のリーアム・ニーソンだ。

何せこよなく愛する虚空の私立探偵、ハード・ボイルド此処に至れり、、って感じの人物像で原作を書いたレイモンド・チャンドラー曰く、;

身長 6フィート1インチ半(186.69センチ)

体重 約190ポンド(約86.18キロ)

髪の色 灰色が少し混じった濃い鳶色(濃くて赤黒い茶褐色)

瞳の色 鳶色

頭部、手、腕に目に付く傷跡は無い

って事になっている。年齢の記述がないのだが過去に映画化された俳優さんの年齢から行くと40~50歳台ではないだろうか?リーアムは身体的特徴はすべてクリアーしているのだがやはりちょと気になるのが年齢、、何と言ってもとうに還暦は過ぎている、、それと国籍かな??何せ典型的なアメリカンだったんだが、、待てよそう言えばチャンドラーはアメリカのシカゴ生まれだが後年イギリスに住んでいた、、二重国籍じゃなかったかな?

原作に書かれている彼の経歴は、、元は地方検事局の捜査官、それがある事件で命令違反を犯し免職、ロスで私立探偵事務所を開業したんだった。この辺りはダシル・ハメットが描くところのサム・スペードは同業者、此方はロスじゃなくてサンフランシスコで私立探偵事務所を開業していた。一番有名な映画化作品は”マルタの鷹”(41年)、そうだこの映画でサムを演じたのはやはりハンフリー・ボガードだったよ。

イメージ 1過去にマーロウを演じたのはハンフリー・ボガードを初めロバート・ミッチャム、、そしてジェームス・ガーナー、エリオット・グールド、、その他多数が演じている。でも原作者が一番自分の書いたイメージに合っているのはケイリー・グラントだったらしい、、ナヌ、、って事はイアン・フレミングジェームス・ボンド/007役は同じように彼がイメージ通りだったと推奨してたな、、。

それでもこの新作の出だしはちょっとだけ判っている、、確かにもうこれっきゃないオープニングなんだが、、、ある日、マーロウの事務所へブロンドの美女が現れ、”昔の愛人を探して欲しいの、、”との依頼が、、それがトンでもない事件の幕開けになるとはフィリップ・マーロウは知る由もない、、って事らしい。

イメージ 2

何れにせよコイツは楽しみだぁ~、、まあ主演を演じるリーアム・ニーソンの事を考えると公開されるのはそんなに先の事とは思えない、、オレだって目ん玉が黒いうちにやってくれないと、、。

今、公表されているリーアム・マーロウのイメージはこんなだ、、さてハンフリー・マーロウを超えられるのだろうか??


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