”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”キングコング:髑髏島の巨神”(17年)

初日を迎えた”ダンケルク”を見れなかったのでその腹いせに、、”コング”を、。原題ではまだ”King"にはなってなくて”Kong:Skull Island"だ。FOXの有線配信だと恐らく飛行機内で上映されるタイムラグと同じ設定だと思うが6ドルで劇場公開から3~4ヶ月遅れで公開してくれる。

イメージ 1流石に最新技術を駆使して膨大な制作費を投入して作られた事が判る。

字幕業者さんは恐らくこの映画だと労力度2、”海辺のマンチェスター”だと4、、”イングロリアス・バスタード”になると最大の5、くらいの翻訳困難さになるんでないだろうか??それ程に脚本はコングに吹き飛ばされている。この場面は”キングコング”映画ではお決まりの女優さんと触れ合う場面、33年に制作された初版ではフェイ・レイを一躍有名に、、印象深いのは05年度版でナオミ・ワッツがタップダンスを披露する場面があった。今回はこのブリー・ラーソンが崖下から現れた”コング”に触れ心を通わせる。この効力は絶大でクライマックスでは湖水(?)に落ちた彼女をスカル・クローラーと死闘の真っ最中だと言うのにそのデカい手で助けあげてくれるのだ。

今回の配役はトム・ヒドルストンがジェームス・コンラッド役、何か聞いた事のある名前だな、、ありゃジョセフだったか?それにサミュエル・ジャクソン、ジョン・グッドマン等など、、監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ

もうストーリーはあれっきゃないので割愛、しかし制作費は200億円超、これは007映画の”カジノ・ロワイヤル”に匹敵するし日本なら高層ビルが一本建つ金額だ。しかも収益となるとアメリカ国内の公開でほぼ同額を回収、あとは国外での配給が上乗せされりゃプロデューサーもバンザ~イかも知れない、。

制作元も中国国内での収益が気になるところだろう、プロデューサーや配役にもそうじゃないかな、、と思えるフシがあるしそりゃ何と言っても総人口14億近くいる国民が日本ほど入場料は高くないもののそれでも”ちょっと”でも払って映画館へ来てくれりゃアメリカ国内の収益などを軽く突破出来る”土台層”があるのだ。これはインドと並んで将来いや既に現在も、アメリカのメージャー資本が目指すマーケティング戦略になっているのだろう、、残念ながら日本の出番はない、、。

この映画では”悪役”ではないのだが軍部の支援隊長としてサミュエル・ジャクソンが配役されている。もう70に近いのだが最近は大活躍だ、、先日も”ターザン”に同じような役柄で出ていたしタランティーノ監督の常連さんだ。現在も11本余りの作品に出演、予定とスケジュール表が真っ黒の状態、でも善人役は、、見た事がないかな?何時も最初っからワルじゃないがどことなく掴めない、、でもやっぱり悪い役柄が断然多いように思う。

そんなで映画を見終わったら9時半、、気が付いたらもうベッドに倒れ込んでいた。

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