久し振りに見た”コンドル”、、原題は”Three Days Of The Condor"と言ってこの”コンドル”は主演のターナー(ロバート・レッドフォード)の暗号名だ。邦題が”コンドル”だけだったとは40年以上が経過して始めて知ったかも?
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/guch63/20190804/20190804083628.jpg)
ジャンルとしては好きなスパイ絡みのサスペンス仕立て、監督はシドニー・ポラックで女優はフェイ・ダナウェイ。ニューヨークのCIA支局、と言うか分署が急襲され職員全員が何者かに惨殺されてしまう。たまたま昼食を買いに出てたターナーだけが助かると言うプロローグで一気に乗り出してしまう。
しかしこのターナーは普段は世界中で出版されている出版物を読んでヘンな思想に染まったヤツがいないかを検証しているCIAの末端の職員、拳銃の取り扱い許可さえ受けていない”素人”である。その彼がいきなりCIAの闇に放り込まれ追っ手から逃げ、真相へ迫ると言う内容だ。
キャサリン(フェイ・ダナウェイ)はたまたま山へスキーに出掛ける積もりで寄った店で追っ手から逃げてきたターナーに遭遇、拳銃を突きつけられてその後行動を共にするのだがこの映画の前年には”チャイナタウン”そして”タワーリング・インフェルノ”と綺麗だった時期でこの映画でもその魅力は変わることはなかった。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/guch63/20190804/20190804083633.jpg)
拳銃だけはこの時代も今もちっとも変わってないのがちょっと不思議だった。途中からこりゃCIAのボスが一枚絡んでいるな、、と思わせ実際その通りになるのだがもうひと捻りあったら評価はもっと高くなったんだろうと、、と思わせる。
”コンドル”が上空40mで旋回、、うん、それじゃとんびかな?振り向く事なく飛んで行ってしまった気分の映画、折角野球から離れて見たのに野球同様、何となく欲求不満に落ちてしまった、、。