犯罪映画限定らしいのだが”これまでにリメイクされた歴代トップは?”と言うタイトルの投票があった。日本の衆院選は投票出来ないので此方のは早速清き一票を投じて来た。まあどんな候補者がいるのか判らないと投票のしようもないのだが、、以下がトップに選出された映画です、、;
1位 ー ”ディパーテッド”(06年)
マーティン・スコーセッシ監督で主演がレオナルド・デカプリオ、マット・デイモンら、、オリジナルは香港映画”インファナル・アフェア”(02年)であっちはシリーズ化されていたが此方は単独編。確かに評判は良かったし映画も素晴らしかった。オリジナルを超えてた、、ってファンもいるが堂々の一位にランキングでした。
投票総数11140のうち3911を獲得している。
2位 ー ”スカーフェイス”(83年)
ブライアン・デ・パルマ監督でアル・パチーノ主演、これは圧倒的に映画の評価が高いし”ゴッドファーザー”に匹敵する程のアル・パチーノの独壇場だった。これもリメイクだったのか?とワタシは知らなかったのだが32年にポール・ムーニ主演で同名タイトルで制作されていた。
投票総数11140のうち2134を獲得している。
3位 ー ”ドラゴンタトゥーの女”(11年)
これは意外だった、、オリジナルはスウェーデン版の三部作で09年に公開、原作は世界的なベストセラーでファンの間ではどうもオリジナル版に軍配を上げている人の方が多いように思うのだが、、まあ上手くハリウッドの土壌に合わせて制作されたと評価されたんだろう。主演はダニエル・クレイグとルーニー・マーラ、監督はデイビット・フィンチャーだ。
投票総数11140のうち1505を獲得している。
以下めぼしい作品では、、;
”ヒート”(95年)、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ主演で3時間近い”大作”だったっけ、、オリジナルは89年の”メイド・イン・LA"なんだが監督が両方とも同じでマイケル・マン、どうもこっちのはその後、、後日談として制作されたんじゃなかったか?
”オーシャンと11人の仲間”(01年)、オリジナルはご存知シナトラ一家総出演の顔見世ラスベガス強奪事件、、まあ新作はジョージ・クルーニー以下の配役でその後12人から13人へとどんどん増えてシリーズ化されちまっているのだが、。
”ケープ・フィア”(91年)、これはロバート・デ・ニーロが実に怖かった、、オリジナルは”恐怖の岬”(62年)そっちの主演、ロバート・ミッチェムがすっかり霞んでしまったくらいの凄い演技だった。
”マルタの鷹”(41年)、ううう~ん、こっちがリメイクかぁ??てっきりこれがオリジナルだと思っていたら何とその10年も前にリカルド・コルテズがサム・スペード役を演じてた、、それは知らなかった。
っとまあそんな投票がIMDbで実施されてました、、。投票されているくらいなので全作品ともオリジナルの出来を超えた、、と判断しても良いのかな?そうかな?って作品もない事はないのだが、、しかし単にリメイクだとそれこそもっと多くの作品が作られているが今回の投票は”犯罪映画”限定となっている。仮に他のジャンルも含めればリメイク全盛時代と言ってもおかしくない。それ程、最近はオリジナリティに勝る映画の題材がないって事の裏返しかも知れないなぁ~。日本の場合は圧倒的にアニメ化、、そして漫画が原作ってのが普通らしいし、、。