”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”アンダーカバー”(16年)

この映画原題は”Imperium"と言って本来の意味は”帝国”、”最高決定機関”を示す言葉で映画ではまさにその白人至上主義を掲げるネオナチやらKKK等の首謀者を指しているのだが邦題はとなると、、いきなりその捜査に潜入する側の捜査員を示している。

主演はダニエル・レッドクリフ、、もうおっさんには”ハリポタのダニエル君”になっているのでこんなFBIの捜査官にはちょっと違和感が、、それに痛々しそうで映画とは言え気の毒な雰囲気だった。

以下はmovieWalkerから抜粋、、;

白人至上主義を掲げ過激さを増すネオナチ集団に、爆弾テロ疑惑が浮上。潜入調査することになったFBI捜査官ネイト(ダニエル・ラドクリフ)は、髪を刈ってネオナチの象徴でもあるスキンヘッドにし、彼らに馴染むよう行動しながらテロを阻止しようとするが……。

ネイトの上司にトニー・コレットが扮しているのだが監督はダニエル・ラグシスと言う人で今回が長編映画初登板、脚本も制作を兼ねて一人三役に挑戦だ。

イメージ 1ネオナチ等の描写はかなり真実に近いものがある気がするのだがオフィスでは非常に優秀で信頼も厚いネイトが現場での捜査に関わりたい、、と上司に進言したのがきっかけに、。

上手く潜入が出来ても”派閥”が色々あって実際に誰が何を計画しているのかは判らない。そんな中で仲間として行動を共にしていると何時身元がバレるかバレないか、、それが焦点になって来る。ここでも”白人主義”を訴えて街中を行進している最中に同級生だかに見つけられ”お~い、、ネイト、何やってんだ、オマエは?オレだよ、、”ってシーンがありドキドキさせられるし仲間が暴力沙汰を起こしそれを収める場面なども、さてどうするのやら??と気が気じゃない、、。

何せデカいやつに殴られたらもうそのまま寝てろよ、、と言いたくなるほどに小柄なネイト、、ダニエル君が可哀想で見てられない、、。やっぱりおとり捜査とは言っても上司はネイトに任せてこれは失敗だなぁ~、、。”ハリポタ”シリーズでの知名度から脱皮するのは大変だ、、もうあの可愛かったメガネの防やがそのままスキンヘッドになって刺青をしてても痛々しいし、、そうなるとこれからは出演作品をしっかり選ばないといかんじゃないのかい?

そんな事を思いながら見てたらその後、、捜査は大失敗、、ラジオ番組で扇動しているキャスターがいてそいつを問い詰めるが完全に空振り、っで爆破事件を目論む首謀者も資金も何処にもないし第一肝心の爆破物さえないのだ、、と上司のトニー・コレットもその又、上司からこっぴどく叱られもう捜査はおしまいだ、、となる。

でも潜入してたダニエル君、捜査を離れて別の部署へ転勤、最後まで正体はバレずに済んだしじゃあ最後に仲間に別れを告げに行くべか、、となる。しかしその別れ話が転機に、一気に首謀者が飛び出て来て”ナンやお前が本命だったのか?”となる。そして一気にドドドっ~、、とクライマックスに向かっていくのです。やっぱり大掛かりな爆破計画はあったんだ、、と言うお話でした。