”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”グレートウォール”(17年)

ニューヨークのウォール街でもないしうちの敷地内にある”塀”でもない、それに宇宙からでも認識出来ると言われる”万里の長城”ともちょっと予想が違った。主演はマット・デイモン、彼が何とデーモン退治をする映画だった、。

映画館で上映されたのは今年の2月、最初は行こうかな、、と思っていたのだが内容を知ってしまい結局そのまま、、そしてFOXの無料配信になってウトウトしながら結局最後まで見るには見たのだが、。そりゃC国資本で監督もチャン・イーモウ、100億円からの制作費を投入した中国電影集団渾身のアクション大作なんであるが、、。

ラスト・サムライ”風にナンで西洋人が日本へ、、こっちはナンで西洋人が万里の長城現場へ、と不思議な気がしたがマット・デイモンペドロ・パスカルの二人は”黒い粉”、(火薬)を求めて中国をさ迷ううち何か得体の知れぬ”怪物”に襲われ中国軍隊が駐屯するグレートウォールの兵舎へ、そんな出だしだった、。

イメージ 1長城作りに参加するんじゃなくて既にグレートウォールは完成している。これがちょっと想定外、そして何とそのグレートウォールはその”怪物”の侵入を防ぐ為のものだと判るのだ、これが又、ちょっと想定外だった。その怪物とは”とうてつ”と呼ばれる中国古来の神話上の獰猛なヤツで人肉から同類だろうが関係なく食い散らかしてしまい長城に駐屯する兵士達はこやつの防御、そして侵入を防ぐために常駐しているらしい、。

そして一旦はこの駐屯地で助けられたウィリアム(M・デイモン)とトバール(P・パスカル)、それにずっとこの地で囚われていたバラード(ウィレム・デフォー)達が協力してこの”とうてつ”退治に繰り出していく、、と言うお話でした。


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中国語のセリフも多く(それは良いのだが)英語の字幕が下に出る。その字が実にちっこいのだ、、それに背景の色とごっちゃではっきり読めない。これは実にフラストレーションが溜まるぜよ、、映画館ならいざ知らずテレビ画面じゃチョイと無理があるような、、途中からもう挫折しかかった。まあアクションだけ見てりゃそれでも良いのだが、。こやつが”とうてつ”、、 エイリアン(?)↑ みたいだが足は二本あって顔はティラノザウルス風、緑のスライム風な血を流すのだ。

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先の”スター・ウォーズ/最後のジェダイ”にローズ役で出ていたのはサンディエゴ生まれだが中国系のケリー・マリー・タン、、(死んじゃったお姉ちゃんと入れ替われば、、と思われた”SW”ファンも多いとか)、だって9作目にも出てくるし、。


こっちの映画で紅一点リン・メイと言う司令官役に扮していたのがジン・ティエンと言うアチラでは人気の歌手兼女優さんらしい、、これはこっちに軍配をあげよう、、(´▽`)。