”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ボンジュール、アン”(16年)

イメージ 1このダイアン・レインが主演した映画、英語の原題は”Paris Can Wait"で”パリは待てる”と言う意味なんだがオフィシャル邦題は”ボンジュール、アン”とフランス語の原題をそのままカタカナにしている。

共演はアルノー・ヴィアールと言うフランス人とアレック・ボールドウィン、そして監督がフランシス・フォード・コッポラの奥さんでもあるエレノア・コッポラさん、、、本当にお嬢さんから奥さん、それにニコラス・ケイジその他、、と映画一家だな。

好きなダイアン・レインに引っ張られて最後まで見てしまったがこんなお話だ、;

著名な映画プロデューサー、マイケル・ロックウッド(A・ボールドウィン)を夫に持つアン(D・レイン)。仕事と子育てに追われ、忙しい日々を送ってきたが、その子育ても一段落したいま、人生の転機を迎えようとしていた。

イメージ 2そんな中、夫とともにカンヌ国際映画祭にやって来た彼女は、その後のバカンスを楽しみにしていたが、マイケルは急な仕事でブダペストへ飛ぶことに。耳の具合がよくないアンは飛行機を諦め、車でパリに戻るマイケルの仕事仲間ジャック(A・ヴィアール)に同乗させてもらうことに。7時間もあれば到着するはずの道のりが、人生を楽しむ術を知り尽くしたフランス男が真っ直ぐ帰るわけもなく、アンはジャックの気ままな寄り道旅に付き合わされるハメになってしまうが…。
by allcinema

と言う他愛のない大人のドラマでそれこそカンヌからパリへ向かうロードムービー仕立てになっている。一日で帰り着くハズが途中二泊もするハメになるのだが南フランスの田舎町風景は実に見事に描かれている。もう観光案内映画状態になっているのですっかりこの映画一本でフランス旅行が満喫出来た。

そりゃ確かに生粋のフランス人ジャックの生き方も判らないではない。食通でワインに対する思い入れも半端じゃない、そして”生きる”事を満喫する喜びがあちこちに顔を出す。典型的な例として、劇中、車の故障で身動きが出来なくなる。でもしっかりワインも含んだランチボックスを用意してあり湖畔でピクニックだ、、その間、始動しない車はそのまんま、、典型的A型老齢日本人には信じられないのだ。例え30年も若い時でもこれはワタシ的にはあり得ない、道路脇で動かないクルマをそのままにワインを飲みながらピクニックは絶対に出来ないぞ、。

お話の視点は揺れ動くアンなのだがやはりこれは女性監督だけあってジジイには理解出来ない目線が、、幾らダンナは振り向いてもくれない仕事人間で何かの記念日にプレゼントした腕時計を何処の馬の骨かも知れぬ女性に献上してしまうなんて所業は許されない、。それにこの場面はいたく共感出来たのだが最初の結婚で生まれたばかりの乳児を亡くしている、、、その時の夫は精神的にも立ち直れず離婚をしているようだがその子の写真をペンダントに入れ首にかけているのだ。

そんな話を聞きながらでもジャックはアンに迫ってくるのだ、、、これがまさにフランス人たる所以なんだろうがこの日本男児には絶対に許せない。まあそんな事を思ったがダイアン・レインの何時までも変わらない容姿に惹きつけられてしまった、。