”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”特捜部Q” シリーズ


デンマークのユッシ・エーズラ・オールスンと言う作家が書いた骨太刑事モノ、これまでに出版された7作中、3本が映画化されている。最初の”檻の中の女”は07年に刊行され日本では11年に翻訳版が出版、そして順次映画化され国内では15年に公開されている。

実はFOX配給でオーストラリアでは一作目の”檻の中の女”を2年ほど前に見ているのだがそれ以降の作品が見れずそのままになっていた。それが今回、札幌の地で契約したケーブルテレビのラインアップを何気なく検索していたら何と3作品が載っているのを発見したのだ。

二作目が”特捜部Q キジ殺し”、それと”Pからのメッセージ”である。こうなると内なる映画の虫が首をもたげて来る、、結局最初の”檻の中の女”も再見して合計3本を一気に見てしまった。気が付いたら外は真っ暗、昼飯も食わずに5時間以上もテレビ画面に噛り付いていたって事になる、、。監督、配役は全然馴染みのない人達、僅かに映画化にあたり”ドラゴンタトウーの女”の映画化に関与していたスタッフが脚本を書いていたような記載があったのだが、。

イメージ 1ストーリーは日本にもよくあるコールドケース(未解決事件)を掘り起こすスタイルで時系列でいくと最短で5年くらい、、長い物だと15年も昔の未解決事件をかなりクセのある二人の刑事が反発しながらも解決していく。かのスティーグ・ラーセンが描いたところのデンマークの寒空を背景に謎解きが進行する、、言語が全く理解出来ないデンマーク語なので100%字幕頼り、英語だとどうしても比較するし戸○先生の字幕あら捜しをするところだがこんな場合は字幕を読むっきゃないので精神衛生上も楽なのだ、。

映画化はこれまで3本だが残りの原作が”カルテ番号64”、”知りすぎたマルコー”、”吊るされた少女”、そして”自撮りする女たち”と4作もあるので近い将来映画化される事を楽しみにしている。

この札幌ではまだ映画館デビューは出来ないが徐々に映画にも入り込めるようになって来た。今日はこれから大事なパソコンの設定なのでそれさえ上手くいけば一気にやり残している仕事も片付く、、即ち映画に向かって大進撃もあり得るのだ。