”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”探偵はBarにいる 3”(17年)

札幌にいるんだしこれは見て置こうかな?何せ大好物、私立探偵ものでウィキにはハードボイルドだど~、、と書いてある。今宵は”津軽海峡~、、”でもう一面は真っ白だし一人メシを終えたがエリーは構ってもらいたくない様子、、なので課金ボタンをポチっと、ワンコインの徴収だった。シリーズ1と2は何故かオーストラリアで見ているし、、でも1は良かったが2はちょっと??だった印象が、。

イメージ 1ある日、高田(松田龍平)が探偵(大泉洋)に、行方不明になった大学生の麗子(前田敦子)の捜索話を持ってくる。調査を進めていくと、彼らはモデル事務所の美人オーナー・マリ(北川景子)にたどり着く。探偵と高田はミステリアスなマリに振り回されるうちに、やがて大きな事件に巻き込まれ……。

とYahooには書いてある。まあ探偵さんの常道的な始まりなんだが、、それに日本国内での評価は非常に高いのだ、やはり期待されて制作されただけの事はあるのか?まだ自身ではすすきのデビューは果たしてないが見知った場所やお店が出て来るので今度行く時の手引きにはなるだろう、。

イメージ 2で三分の一くらいは見ただろうか?しかしジジいの思い入れとはナンかズレているのだ。展開がスローって事もあるが笑わせたいのかそうじゃないのか真面目に人探しに集中しているのかそれとも遊んでいるのか、、それに北川景子が出て来ないし、。結論からいくと250円分くらいでもうどうにも我慢がならなくてジョン・ル・カレの元へ、彼の自伝書、最後の章に行く事にして映画は放棄してしまった。

この映画の良さが判らない、、まあその辺がジジいたる所以だし圧倒的な支持を受けているこの映画とそのファン層との距離を感じてしまうのだ。つい先日見た”私立探偵ストライク”、彼方はロンドンの下町を舞台にした私立探偵、プロットにはそんな差はないと思うがやはり脚本と演出、、更には主人公の魅力が違うのだ。

イメージ 3
これは単に言葉の問題でもないし習慣や思考の違いでもないような気がする。一言で言えばあっちは”大人を相手にした作風”、此方は、、、う~ん、なんだろう??やはり一番動員したいファン層に照準を合わせているんだろう。

先月横浜へ行った時、車内吊りの広告で右も左もドアの上部にもその左右にもこの人が微笑んでいた、、さて何の広告だったかは忘れたが、。



折角ワンコイン払ったんだし視聴も48時間は有効らしいので残りの250円分を見た。後半は北川景子も大活躍、セリフにも例の”ゴーっ”ってのがあったし、、まあ5,4,3のゴーでしたが、。部分的にはハードボイルドだしそれに徹したいと言う意図は充分判るが肝心の主演の探偵さんは感情に絆されて涙を流すしどうにも空回りしている。それにもう喫煙は決してハードボイルドさを演出しない、、と言う諸説が判っておられないようで、各シーン毎の喫煙にはうんざりするのだ。これは期待して見てしまった分、落胆度が高いって事になるんだろう、、。