”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲”(18年)

最初の”ジョニー・イングリッシュ”が公開されたのが03年、そこそこのヒット作になり同じローウェン・アトキンソンでシリーズ化されて続編が11年の”気休めの報酬”、、そして今年18年に三作目として”アナログの逆襲”が公開された。

イメージ 1完全に007のパロディでそれなりに設定は面白く続編を期待していたもんだが03年度版公開からはもう16年が経過している。ローウェン・アトキンソンは”ミスター・ビーン”で大活躍、人気ものだったし50歳前くらいまではこのずっこけスパイを熱演していた。

この3作目は2作目からは大分時間が開いてしまいちょっと気の毒な感じ、、特に共演のロシアスパイ役のオルガ・キュリエンコが007の時より”妖艶”でかつ魅力的なのでどうしてもその時間の経過を思わずにおれない、それにもっと残念な事に相棒役のベン・ミラーがすっかり老けちゃって初期のキレがなくなってしまった、、。


エマ・トンプソンが英国首相役で登場するがこんなコメディタッチの役も実に巧みで上手い、それにあの特有のブリティッシュ発音が心地よいのだ。ストーリーはもう書くほどの事もないのだが同じ007のパロディとしてももうちょっと捻っても良かったんじゃなかろうか?一作目は主題歌も良かったんだがこれはもうお話にもならない、。視聴料金を540円払ってしまったがこれは勿体なかったかな、同じ2時間なら日本のテレビで見る刑事ドラマの方に軍配をあげたいよ、トホホ、。