”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”刑事ジョン・ルーサー” シーズン5 (19年)

このイギリスの刑事ドラマはちょっと異質だ、無論アメリカンとは全く想定が違うしこれまであった伝統的な英国版警察ものとは異次元にあると言っても良いだろう。主演はイドリス・エルバで彼が辣腕主任警部を演じている。日本で言えば所謂所轄の刑事さんで”警視庁の捜査一課”とはちょっと違うようだ。仲間の刑事さんが精々7~8名の班単位で講堂に捜査員を全部集めて訓示、、なんて場面は一切ない。

これまでシーズン1(全6話)は2010年に放映されその後毎年制作されている。しかし多くのアメリカのシリーズみたいに25話でワンシーズン終了ではなくシーズン2、3話は夫々が4話で12年、13年に放映された。シーズン4は僅か2話、それが15年に放映されている。その後、中途半端な終わり方で主演のジョンも周りの刑事連中も何がどうなってしまったのか??我々ファンはこの4年間、もやもやしっぱなしで欲求不満が募っていた。それがやっと本国ではこの1月にシーズン5が放映された。

イメージ 1このシーズン5は合計4話で終わるようだがその1話がこの10日にイギリスに遅れる事4ヵ月でやっとこの日本でも放映される。

今回の始まりは過去のケースと同じような連続殺人、、それも怪奇殺人になっているらしい。別にこの展開は今回が初めてではなく、過去にジョン・ルーサーが捜査にあたった事件は極めて残忍な事件が多い、それが先の異次元的な展開に繋がって行くのだ、、。

実はもう一人、準主役と言うかかなり重要な役柄で登場して来る女優さんがいる。過去のシーズンではこんな風に紹介されている。18歳で博士号を取得した天才児。両親殺害容疑で逮捕されるが証拠がなく釈放。その後、ルーサーと親しくなっていく。その彼女がアリス・モーガンと言う役柄で演じているのはルース・ウィルソンと言う女優さんだ。そのアリスには殺人歴もあり果敢に殺人犯からルーサーを救ってくれる事もあるのだが前シーズンでは所在不明になっている、。さて今度の新作では彼女の出番があるのか??これは実に楽しみな展開ではないだろうか?


イメージ 2

このスチールは左がこの新作シーズン5のもので右は過去のシーズンで登場して来た時のアリス・モーガン(ルース・ウィルソン)、ハリウッドでは13年の”ローン・レンジャー”、それに”ウォルト・デイズニーの約束”(13年)に出ていた、。


期待度☆☆☆☆