”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ウィリアム・ホールデン

イメージ 1アメリカ人俳優のウィリアム・ホールデン、、と聞いて、”サンセット大通り”とか”第十七捕虜収容所”を即座に思い浮かべるファンはかなりの洋画ファンではないだろうか?それ以前(30~40年代)の主演作を挙げられるファンについてはもう”淀川さんレベル”じゃないのかな??

麗しのサブリナ”となると恐らくそれはもうオードリー・ヘップバーンのファンだと断言出来そうだ。その後”トコリの橋”、”慕情”では連続して戦争を背景にした淡いロマンス映画でグレース・ケリージェニファー・ジョーンズと共演しているがリアルタイムでご覧になっていたファンは70代以上になるような?

イメージ 2”戦場にかける橋”、”ピクニック”となるとはやはりシニア世代で40代以下のファンは恐らくウィリアム・ホールデンと言う名前さえも知らないだろう、。何せ生まれが1918年ともう100年も前になるのだ、。81年に僅か63歳で亡くなっているのでそれだってもう40年近く前になるし、”タワーリング・インフェルノ”や”ネットワーク”がスクリーン最後と言う人でももうかなり年季がいっているような気がする。まあテレビで繰り返し放映されているので”あの人だ”と判るとは思うのだが、。

そんなで昨晩は気が付いたら”トコリの橋”を見ていた、公開されたのは54年で奥さんがグレース・ケリー、そして淡路恵子ミッキー・ルーニーも配役されていた。日本国内でロケされているのだがこれが妙にガキの頃の私の記憶と一致する場面が多く出て来るのだ。箱根の富士屋ホテル、銀座のキャバレーだったショーボートとか芝の日赤本社前にあった旅館(現在は東京美術倶楽部ビル)とか、、記憶の中にあるそのままの背景に懐かしさが一杯になった、。

ストーリーは、、;

米国海軍パイロットのハリー・ブルーベイカー大尉(ウィリアム・ホールデン)は第二次世界大戦の退役軍人で、デンバーで弁護士をしていたが、朝鮮戦争の勃発で再び海軍に復帰し空母からF9Fジェット戦闘機を操縦して爆撃の任務に就いていた。

戦闘の合間に空母は日本の横須賀港に入港し、ブルーベイカーはアメリカから駆けつけた家族とひとときの休暇を楽しむが、空母は再び日本海へと出撃し、やがて激しい対空砲に守られたトコリの橋の爆撃任務を受ける。

橋梁爆撃には成功するが被弾したブルーベイカー機は、北朝鮮軍領域内に不時着してしまう。脱出した大尉を追って北朝鮮軍歩兵が迫るなか大尉を支援するためA-1が機銃掃射を繰り返すがやがて燃料不足のため帰還してしまう。ようやくH03S-1救難ヘリコプターが到着するが着地寸前、北朝鮮軍歩兵の銃撃によりエンジンに被弾、停止してしまう。by wiki

と言う訳でウィリアム・ホールデンはこの映画でも従軍記者役だった”慕情”でも帰らぬ人となってしまうのだが同じような設定でこれが世の女性たちからの同情を一心に集め当時は大変な人気だったらしい、。更には”戦場にかける橋”では我らが早川雪州とも共演してるが(劇中対面する場面はない)これでも帰って来ない、、当時のヒーローは戦火のチリと散るが定番だったのか??

懐かしかったど、、☆☆☆