”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”21” - ブラックジャック?

随分と簡単なタイトルだな、、と思って見始めたら何の事はないギャンブルの事で21と言えばブラックジャックではないか。さては邦題はと思ったら案の定”ラスベガスをぶっつぶせ”だそうな。

話しはケビン・スペイシー扮する大学教授が優秀な5人のMIT生徒を選び出し彼らの頭脳にギャンブル必勝法を叩き込みラスベガスへ乗り込むと言うものである。実話を基にしたものらしいがこんなに簡単にベガスが攻略されたんじゃアチラも堪ったもんじゃない、そりゃ用心棒やら殺し屋でも雇って阻止しようと必死になるだろうな。

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ケビンも59年生まれなのでもうすぐ50歳、”ユージュアル・サスペクト”が35歳の時であのバーバル役が印象に深い。それまでにもTVを中心にかなりな芸歴だが”セブン”ではジョン・ドー役そして”アメリカン・ビューティー”ではアネット・ベニングと共演している。

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映画自体は生徒をリクルートするあたりまでは順調で面白さがあったのだがベガスに乗り込んでからのシークエンスが何となく物足りない、、最も余り詳細に撮る訳にもいかない理由があるのだろうがいつの間にか全員が大金をせしめてしまい気が付くとローレンス・フィッシュバーン扮するセキュリティのおやぶんに追っかけられてしまう。色々なカジノに出回っていたハズなのに何で何処かの専属なハズのこのおっさんにだけ追っかけられるのか理解出来なかった。

まあ映画はそんな風だがケビン教授は至って冷ややか、稼いだ掛け金を生徒から徴収してスタコラ、、次の主演作を期待しようか。現在6本の主演作が目白押し、今後の活躍が期待出来る。