思わず繰り返し見てしまう映画、秀作なのにそんなに何回も見たくない作品、、見るのが辛くて一度っきりの名作、、そして気がつくと毎年見ている古典映画と色々ジャンルこそ違え沢山あるのだ。昨晩行き当たりばったりで見た”ティン・カップ”は実に久し振りだったが思わず繰り返し見てしまう他愛のないコメディ仕立てのスポ根ものである。
主演はケヴィン・コスナーとレネ・ルッソで公開されてからもう20年以上が経過している。ケヴィン・コスナーはプロ選手と言えば野球がお得意だがこの映画では落ちぶれたゴルフ選手の役柄、レネ・ルッソは彼のゴルフ練習場へレッスンを受けに来る精神科医。
才能はあっても根っからのギャンブル好きが講じてプロ生活は破綻、今はしがないレッスンプロとしておんぼろ練習場に寄生する身のロイ(K・コスナー)、それがモリー博士(R・ルッソ)の登場でプロの晴れ舞台に復活を目指し悪戦苦闘する姿、クライマックスはやっと出場権を得た”US Open"の大舞台、ぶっちぎりでトップを走り最終日へ、、、とそんなお話になっている。
数多く制作されている”スポ根”ものでも”ロッキー”みたいな迫力はない、まあコメディタッチのロマンス映画って印象か?それでも見ちまうんだな~、、内容がどうのこうのと言うよりこりゃもう完全に時間つぶしか??
この原題(そのままカタカナで邦題)の”Tin Cup"、、最初はグリーン上にあるカップを描いたものだとばかり思っていた。しかしどうやら道端で物乞いをする人たちが常用している”ブリキ製のコップ”、、どうやらコイツの事を指す言葉らしいのだ、、。従って、主人公についたこのアダ名は何時も人から恵んでもらういけ好かないヤツ、、という事らしいのだ。公開から20年が経過してやっとそのタイトルの意味が判ったと言うオソマツさでした。
映画には本物のプロゴルファー、クレイグ・スタドラーやピーター・ジェイコブソン、フィル・ミケルソンその他大勢が出ているのでついクライマックスの”US Open”の試合もありゃコレは実写化と思ってしまう。まあケビン・コスナーもしっかりスイングはしているがやはりプロのスウィングじゃないのはご愛嬌??
気がついたらすっかりもう時間が潰れてた、、。
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