”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

今年最初に見た映画、”ボビー・フィッシャーを探して”

どりゃ降りの元旦、流石にプール掃除も芝刈りも出来ない、、合間をぬって住人には”Happy New Year!”の挨拶、、午後になって腰を落ち着け何気なく2011年最初に見たのがこれ。
 
イメージ 1原題は”Searching For Bobby Fischer”、邦題はそのまんま、、”ボビー・フィッシャーを探して”、こりゃよほどのチェス愛好家じゃないと何の事か判りゃしない。邦題屋、もっとアタマを絞れよ、、。
 
ボビー・フィッシャーと言うのは天才的なチェス・プレイヤー、多くの賞を取っているが突然行方をくらます事でも有名、そんな彼を探す、、イヤ本人をじゃなくてそんな彼に近い才能を探すと言うのがタイトルに込められた願いなのだが、、。
 
映画は実在の人物、僅か6歳でチェスの魅力に取り付かれたジョシュア・ワイズキンの物語である。その主演を演じたのがこの坊や、、当時9歳のマックス君である。何ともあどけないお眼目が魅力的で多分、オーデションを担当した人達はこの彼の眼を見て即決したんじゃなかろうか、、。
 
イメージ 2ニューヨーク在住の小学生、スポーツ解説者の父親と初めてチェスの対戦をするのだがたかをくくった父親は完敗、、。今度は路上チェスプレイヤーがたむろするワシントン・スクエアーで5ドルを払って対戦して貰うと歴戦のつわものがたじたじ、、そのボス的存在のローレンス・フィッシュバーンがジョシュア君の才能を予言する。
 
お父さんはひょっとしてこの子には凄い才能が隠されているのではないか、と今度は高名なチェス教師のベン・キングスレイを頼り、坊やの専任教師となるよう依頼する。
 
何と言っても未だ子供、それを単にチェスが巧いだけの偏った性格にしたくない、それがママ役のジョーン・アレン、パパのジョー・モンテグナの思惑が交錯していく本格的ドラマの誕生だ。
 
共演陣が良く最後まで目が離せない、、やはり実話伝記モノは強し、ジョシュア君の成長と共に彼がトーナメントで勝ち進むうちに突然スランプにも陥り投げ出したくもなる。それをベン教授や野外チェスのローレンスにも助けられ成長して行く、、、。
 
イメージ 3これはホンモノのジョシュア君、34歳の頃だそうな、、。現役グランド・マスターとして今も活躍中らしい。将棋や囲碁と同じでチェスは奥が深い、もっと詳細を知っていればきっとこの映画ももっと楽しめるのだろう。
 
新年早々に見た映画で思いがけない秀作に出会った、、例えチェスのルールを知らずとも伝記映画として良く出来ている。こんな映画をもっと先入観なしに見れたら良いんじゃないだろうか、、しかしタイトルがこれじゃレンタル屋でも手に取らないか、、勝手に放映してくれりゃこうやって見るのだが、、。
 
”天童チェス少年”じゃ笑っちゃうし、”ジョシュア君の冒険”ってのもダメだ、、”チェスに目覚めた少年”、、、ウーン、良くない。”天才チェス少年”、、これもボツ。”チェスマスターへの道のり”、、”少年とチェス”、、ウンこれならいけるかも。ちょっと古くさいか、。
 
”チェックメート・ジョシュア”、、、これが良い!!