”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

営業利益率の高い映画ベスト15

映画ファンとしては大変気になる、、まあ他人がどんなに儲けようが関係ないか。
 
アメリカのCNBC(株及び経営指南を専門とするメディアとTV局が合体)が公表したランキングだそうだ。早い話、どんな低予算で制作してどんだけ沢山の収益を上げたのか、、と言う事なのだが案の定の一位だった。以前ブログにも書いた事があるのだがその映画はトム・ハンクスの奥様が舞台劇を観戦しダンナをたき付けて映画化した”マイ・ビッグ・ファット・ウェディング”である。制作費5億円に対しその収益は313億円、それが6150%と言う率で表されている。
 
映画は古いタイプのギリシャ人家庭に生まれ典型的なおうちゃんを持つ若き乙女、もう結構独身生活をかなり謳歌しちまった、、そこでやっと出会ったのがあろう事か典型的なアメリカン、、あとうちゃんは同胞男性を相手にと願っていたのだが、、。家庭での決め事、家族が集まった時の古くからの習慣、、そんなものを全部ひっくるめて上手くやって行くと言うのが至上命令なのだがもう結婚を約束した彼にはそんな古い習慣を押し付ける訳には行かない、何とか家族の反対を押し切っていざ結婚へ、それに至る爆笑劇なのだがギリシャ移民の多いオーストラリアや諸外国では爆発的な人気でロングランを果たした。日本国内ではそんなにギリシャ移民もいないのでヒットには至らなかった、、。
 
こうしてランキングを見てると”ET”もかなり奮闘しているのが判るしそれ以外でも納得出来る映画が多いのではないだろうか。8位の”パッション”だけは見ていないが映画のプロデューサー(制作者)としてはこの”通信簿”が世界で一番胸を張って自慢出来る事柄ではないだろうか、、、。
 
現在総合収益トップは”アバター”と”タイタニック”らしいが双方とも掛かった経費が半端じゃない額だ。でも以下のように1000%は越さなくてもその十分の一でも大成功と評価されるのでこのランキングはまさに”宝くじ”ものである。
 
1位 「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」(6150%)
2位 「E.T.」(3172%)
3位 「スラムドッグ$ミリオネア」(2520%)
4位 「プリティ・ウーマン」(2013%)
5位 「グリース」(1975%)
6位 「スター・ウォーズ」(1938%)
7位 「アメリカン・ビューティー」(1780%)
8位 「パッション」(1749%)
9位 「ホーム・アローン」(1590%)
10位 「ゴースト ニューヨークの幻」(1446%)
11位 「ジョーズ」(1308%)
12位 「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(1297%)
13位 「メリーに首ったけ」(1194%)
14位 「ミセス・ダウト」(1160%)
15位 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(1008%)