”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”恋愛小説家”(97年)

原題”AS GOOD AS IT GETS"、、”これ以上は良くはならない”、”すなわち”これが最高”さと言う常套句で普段の会話でも良く使うのだがフレーズとして口ぐせになっている輩もいるようだが、、。
 

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それを”恋愛小説家”とした邦題は流石だ、タイトルで内容までは判らないがまあ主演のジャック・ニコルソンの職業を表現していてこれはかなりポイントが高い邦題だ。
 
実は同じYahooのサービスで”知恵袋”と言うジャンルがありそこで”終盤メルビンがキャロルに告白する重要なシーンのセリフは何処かにありませんか、、”と言う質問を見付けた。その時はこのYOUTUBEの動画の存在は知らずセリフだけを字幕風に書き出して回答してみたのだがそれが以下;
 
ちょっと長いですよ、、多分レストランのこのシーンの事だと思うのですが、、。

Melvin: I've got a really great compliment for you, and it's true.
素晴らしい賞賛の言葉をキミに贈りたいんだが、、本気だぜ
Carol: I'm so afraid you're about to say something awful.
何を言われるのか怖いわ
Melvin: Don't be pessimistic, it's not your style. Okay, here I go: Clearly, a mistake. I've got this,
what - ailment? My doctor, a shrink that I used to go to all the time, he says that in fifty or sixty percent of the cases, a pill really helps. I *hate* pills, very dangerous thing, pills. Hate. I'm using the word "hate" here, about pills. Hate. My compliment is, that night when you came over and told me that you would never... well, you were there, you know what you said. Well, my compliment to you is, the next morning, I started taking the pills.
そんな否定的になるなよ、、キミらしくないぜ。じゃ言うよ、、こりゃ医者の見立て違いだと確信しているんだけどどうもオレは慢性的な病気らしい、以前通っていたヤブ医者が言うんだが、、、でも50-60%の確率でこの病気は治癒が出来るらしい、だけどオレは錠剤が大嫌いと来てる。凄く怖いもんなんだぜ、錠剤は。ここであえて大嫌、嫌だと言わして貰う、、。でもってキミへの賞賛だが、あの晩ウチに来た時、戸口でオレとはその絶対に、、って言ったじゃないか?覚えてるだろうあの言葉、。それでその翌朝から実は治療用のクスリを飲むようになったんだよ、、
Carol: I don't quite get how that's a compliment for me.
それって何さ、何が私への褒め言葉なんだかサッパリ判らないわ
Melvin: You make me want to be a better man.
うん、キミがオレにちゃんと治療して良きオトコになるべく努力をする決心をさせたんだ
Carol: ...That's maybe the best compliment of my life.
、、、それは人生これまでに聞いた最高の褒め言葉よ

勝手に翻訳したので本編の字幕とはかなり違うと思いますがニュアンスはお判り頂けるのではないかと、、。
これを時間で割り出して本編に焼き付ければ、、立派な字幕となるので御座いますが、、戸田先生どうでしょうかね???
っと此処までは以前ヤフー時代に投稿したモノだが改めて映画を鑑賞して、、イヤ~、やはりこの映画は秀作だ。大人の恋愛映画って雰囲気でもあるのだが脚本が実に面白い、それにジャック・ニコルソンの”恋愛小説家”振りと障害のある子供を持つシングルマザーの奮闘ぶりが妙に心を打つ、。良い映画を見ていると時間の経過を忘れるよ。