”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

近くて遠い映画館、、

一番近場の映画館、20スクリーン近くある大型シネコン、が僅か10分弱の所にありその気になりゃ何時でも行けるハズなのだが、、どうも足が遠のいている。”レ・ミゼラブル”だって見たいし新年にロードショーになった映画も多く何とかやり繰りして、今日は行くど、、と毎朝起きる都度思うのだがやれ不動産屋が見学だ、、ペンキ屋さんの仕事開始だ、、とか夫々は30分もありゃ済む用事なのだが予定外の案件もはいるので不在にする訳にはいかない、、家内がやってくれるのは精々電話の応対くらい、それだってメッーセージを取るだけなので結局オレがかけ直さないとモノゴトが進まない、、じゃ夜になってから行けば良いんだが10時にはベッド、、と言う事は逆算すると7時台の上映、するとメシを6時頃に食わないと、、、これ全て言い訳じゃないか。
 
で結局何時邪魔が入っても対応出来るようにDVDか有線配信に頼る事になる。それでもう年頭から凄まじい本数を見ている、、昨晩は”アンナと王様”に”ヤング アダルト”だし連日二本立て気分である。”スイミング・プール”(03年)と言うミステリー仕立ては主役がかのシャーロット・ランプリングのイギリス風ミステリー、これはなかなかの出来だった。
 
創作活動に行き詰まっていたイギリスの女流ミステリー作家サラはある夏の日、出版社社長ジョンの勧めで南仏の彼の別荘を訪れる。そこは明るく静かで、誰にも邪魔されずに執筆できる最適な場所だった。しかし、サラがいよいよ仕事に取り掛かろうとした矢先、社長の娘ジュリーが別荘にやって来る。裸でプールを泳ぎ、毎夜男を連れ込んでは嬌声をあげるジュリーに苛立ち筆が進まないサラ。だがやがてサラは、ジュリーの若さと妖艶な振る舞いに強い刺激を受け、いつしか彼女をモデルに物語を紡ぎ始めるのだった…。
<allcinema>
 
 
往年のファンには”愛の嵐”(73年)でのシャーロット・ランプリングが忘れられない一作だがこの映画でも人を惹きつける魅力満載、、”裸”でも若いジュリーに負けないしその体当たり演技には最後まで目が離せなかった。
 
 
イメージ 1イギリスとフランスの合作だが舞台は南仏、小さい村を舞台にしたミステリー、、これはアメリカ映画には見る事のない一種独特の舞台設定である。実はラストシーン、、一体何がどうなっているのやら???一回見ただけでは理解出来なかった。犯人は判ったのだが”動機”が不明なのとこの筋書きをシャーロットが自身の小説として転用したのか、、そして最後、出版社の社長さんを訪ねて来たのは本当の娘、、じゃ同居していた娘は一体ダレだっ??