ありゃ～、、、この映画、原題は単に”Heist"（強奪)なんだが邦題が何と”ザ・プロフェッショナル”だと？？その昔、そんなタイトルの映画が何本かあったのだがこの”強奪映画”に”プロフェッショナル”か、、しかもご丁寧に”ザ”付きだよ。最近見た映画が全部この手のミステリー犯罪・強盗もの、別に好んで選別している訳でもないのだがFOXさんが配信する映画に偏りがあるって事かも知れない。
主役はジーン・ハックマン、もうそりゃ長い芸歴だがやはり”ポパイ刑事”を演じた”フレンチ・コネクション”、それに”ポセンドン・アドベンチャー”のスコット神父それに”盗聴”で見せた演技派振りが印象深い。どちらかと言うとあの風貌から”黒幕”や”悪党”役が、、それも単純なワルじゃなくて一癖も二癖もあるような役柄が多いように思う。
この”ザ・プロフェッショナル”では筋金入りの強盗には違いないのだが刑務所帰りでやむにやまれず、、と言う役柄ではなくプロの仕事に徹した強盗である。徹頭徹尾準備を重ね、仲間も昔っから”共働き”をしている相棒だけを信じて狙ったモノは外さない、そして新参者は御法度だ。そんな役柄はとても合うし最近はチョイ役でしか出て来ないのでこの映画のように最初っから最後まで出ずっぱりには満足出来た映画だ。
彼以外の配役は仕事を仕切る親分にダニー・デビート、そして古い仲間がデルロイ・リンドーそして重要な役どころの”奥さん”にレベッカ・ピジョンだ。監督がデイビット・マメットと言って”Ronin"とか”アンタッチャブル”を書いた脚本家、近年は長編映画の監督はあまり手掛けていなようだが脚本中心に活躍中。ベテランの強盗犯ジョー・ムーア（ジーン・ハックマン)は、チームのリーダーとして、これまで数多くの仕事をこなしてきた。だが、そんなある日、押し入った先の宝石店で防犯カメラに顔を撮られてしまうという大失態を犯してしまう。これを機に引退を考えるジョーだったが、彼の古くからの取引相手である故買屋のバーグマン（ダニー・デビート)は、彼に仕事を依頼してくる。それはスイスに空輸される金塊を強奪しろという大仕事だった。高飛び資金のために、これを渋々引き受けるジョーだったが、実は大きな裏が隠されているのだった。by Wiki
とまあそんな展開なんだがお話は最後に一転、二転、、大ドンデン返しとまでは行かないが９回の裏、、代打に立ったバッターが思わず避けたバットにボールが当たりそれが一塁後方へ転々、、三塁と二塁にいたランナーが急遽ホーム・インして４対３で逆転勝ちをしたみたいな映画だった。
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