”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ジェイソン・ボーン” シリーズ最新作

これが又、困った邦題だ。ロバート・ラドラムが描くところの暗殺者、ジェーソン・ボーン、80から89年に発表されたベストセラーで”暗殺者”、”殺戮のオデッセイ”、そして”最後の暗殺者”と言う三部作が原作になっている。

その主役のボーンなんだが英語で書くと”Bourne"、カタカナで書くと”ボーン”(Born)になっちまう。まあ読み方が同じなのでどうにもならないが”ジェーソン・ボーン”と言われると”ジェーソンが生まれた?”になってしまい暗殺者を描く雰囲気とは程遠い、。

映画化にあたってはこれまで主役をマット・デイモンが演じアクション満載の007張りの映画に仕上がっているのだがどれも非常に評価が高い。

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原題は”The Bourne Identity"(02年)、これはそのまま”ボーン・アイデンティティ”、、、これも”身元が生まれた”みたいだ。

そして二作目が”The Bourne Supremacy"(04年)、”ボーン・スプレマシー”、、もう何の事だか判らない、、サイコーって意味なんだが。

三作目は”The Bourne Ultimatum”(07年)、”ボーン・アルティメイタム”、、こうなるともうサッパリ訳が判らない、、最終提案、、って意味なんだが。

此処まではそりゃ原題からして訳が判らない状態なのでそれに邦題を付けるのは至難の業だ、、そしてやむ無く全部カタカナ表記で、、となったんだがこんなのは一番困るぜ。そりゃ見る方は”ジェーソン・ボーン”シリーズの何作目、、って覚えて置けばタイトルが何であろうと意味をなさないカタカナであろうと関係ないのだが、。

しかしこれは没個性、、ワタシだって全部見ているがもうタイトルは全然判ってない。いっそ①②、、③と数字で表記してくれる方がサッパリするのだが。

その四作目がいよいよ完成間近らしい、、担当者ホッとしたろう。何と原題がそのまんま”Jason Bourne"(16年)となったらしい。これじゃ邦題は”ジェーソン・ボーン”とするっきゃない??そして今年の夏に全米公開が決定したようだ。

今回の監督は全部通してやっているポール・グリーングラス、そしてプロデューサーにマット君の名前もあるのでご本人もかなり力が入っているんだろう。マット君ももう46歳になっちまう、最初のジェーソンの時は14年も前だったし恐らく原作からいってもこれが最期か??実はもう三本でロバート・ラドラムが書いた原作は終わってるんだが、、そんな状況なので今回のお話は一体どうなるのか皆目見当もつかない、、箝口令が敷かれているのか2月の時点では全く不明らしい、、。


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