邦題が”ザ・タウン”、、原題も”The Town"、、これじゃ何だか意味が判らないなぁ~、ただの”街”かよ、と思いながら画面に見入ると、冒頭にこのタイトルの説明があった。場所はボストン郊外のチャールスタウン、その街は不名誉な事に銀行強盗が頻繁に起きる事から街が固有名詞化して”ザ・タウン”と名付けられたそうだ。
彼の親父さんを演じるのがクリス・クーパー、っで彼も根っからの銀行強盗で現在服役中。そんなダグ一味が手際よくある銀行強盗を、そしてその銀行の支店長がクレア(レベッカ・ホール)、あろうことかその押し入った銀行の支店長と恋に落ちる、、と言うお話だ。
いや~、、ベンもやるじゃん、監督と主役と二股でなかなかの犯罪モノに仕上がっている。ボストン郊外の背景が良いしとてもこれが監督二作目とは思えない程に上手く緊迫感を盛り上げてくれ仲間の一人、ジェムを演じているジェレミー・レナーがとても良い。映画は終盤、ボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイ球場の金庫を襲う計画でこれが最後の山だ、、さてダグの思い通りこれが最後の強奪事件になるか??そしてクレアとの関係は??とそんな派手などんでん返しではないが意表を突かれる結末へ向かって真っしぐら、。
この二つのポスター、、両方ともベン・アフレックで右は監督一作目、タイトルは左が”Gone Girl"で右は”Gone Baby Gone"、、、と誠に紛らわしい。第一構図も非常に似ているし、、”Gone"と二回も強調される”Baby”か一回の”Girl"か、。
これで二日連続で秀作に出会った、、では明日はいよいよ”ギリシャ式結婚騒動2”へ出向いてみるかな??