”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

名画限定っ~、、それもクライマックスを、


実にアホな映画ファンの風上にも置けない映画観賞をしてしまった、。

”卒業”、”クレイマークレイマー”、”愛と青春の旅たち”、”マイ・フェアー・レディ”、”サウンド・オブ・ミュージック”の名作を一気に、、それも最後の10分だけ。そう、クライマックスだけの観賞でした。既に全編は数え切れない程見ているし今さらと言う気もしないではないのだがFOXが名作クラシックとして放映してて録画をした結果、時間がなくて最後だけを、、。

イメージ 1”卒業”の最後はやはり何回見てもあの二人は幸せそうには見えない、でも”クレイマー”のメリル・ストリープは僅かラストの10分が実に見事だった。

改めて最初から見たくなる、ニューヨークで自立して生きる女性そして夫と我が子の間に挟まれて揺れる女心、法定での親権争い、子供想うための決断、その全てが画面から伝わってくるのだ。あの時代、実にタイムリーな題材だったとは思うがこれはやはり脚本家の勝利だろう、、それにメリルを抜擢した”キャスティング”の担当者、そりゃプロデューサーが”○○じゃなきゃダメだぁ~”、、と言うケースもあるのだがこの映画では”ディアー・ハンター”でチョイ役デビューしたばかり、その彼女を抜擢したほうも凄いがそれに応えたメリルはもっと凄い。この映画の後に”フランス軍中尉の女”でこれ又実に素晴らしい演技を見せてくれた。

特に彼女のファンって訳でもないのだがこんな表情のメリルは珍しいかも?何時もこんなだったら家内を捨ててもいいかも、、それは冗談としても実に巧い人だと言うのはほぼ映画ファン99%が賛同してくれるのではないだろうか??

イメージ 2愛と青春の旅だち”はリチャード・ギアが若いしこれで一気にスターダムを駆け上がった事が頷ける。

”マイ・フェアー・レディ”のイライザ役のオードリー、こうして見るとご本人の声じゃないのが判るがやはりキレイだ、、あのシンプルだが毅然としたロングドレスで夜会へ向かうシーンは実に素晴らしい、。そう言えばオードリーはこの映画の前の”昼下がりの情事”でもお相手がゲイリー・クーパー、”シャレード”ではケイリー・グラントと皆さんお父ちゃんみたいに年の離れた設定だったんだ、。

ああ~、、何を書いてたんだ支離滅裂になって来たぞ。やっぱり最後の10分だけを見るなんて事はしちゃいかんのだよ、、でももう全て何回も見ているし。