”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

2022-01-01から1年間の記事一覧

映画でガッカリな日本人 (再)

長年映画を見ているとなかには”なんじゃこれっ?”って印象の日本や日本人が出て来る。50~60年代は中国人が演じていたり明らかにセリフが陳腐なもの、背景だって絶対にこれは日本じゃないぜ、、みたいないい加減な作品もあった。近年は流石にそんな目く…

”Tokyo Vice"(22年)

WOWOWが独自に制作したシリーズで8話で完結するらしい。その第一話、”新聞記者”が配信された。東京の暗黒街を背景に犯罪捜査にあたる片桐刑事(渡辺謙)とアメリカ人ながら東京で大学を出て普通に新聞社へ就職した若者、ジェイク(アンセル・エルゴート)が…

”サイレンシング”(20年)

原題もハッキリって訳が判らない、、”The Silencing"(静寂とか無音の状態を指す)と言うのだが本編の内容とは余り関係がないのだ、それをカタカナで邦題にして貰ってももっと意味が不明だよ、。新しい映画だが劇場公開には至らなかったようだし十把一絡げで…

”イェローストーン”(20年)

冒頭この独奏的なテーマ曲で始まるTVシリーズ、WOWOWでは毎週2話ずつ放映してくれるのでシーズン1も2も(夫々10話で構成)あっと言う間に終わり、いよいよシーズン3に突入だ。 主演はケヴィン・コスナーで総体的に言えば現代に蘇った西部劇である。大…

”ウェスト・サイド・ストーリー”(21年)

早くも有料配信が始まったので真っ先にゴー、そりゃ映画館で見るより550円と断然安いのだがあのデカいスクリーンとステレオ音響は家庭では再現出来ない。 しかし1961年版のオリジナルは”ウェスト・サイド物語”だったのにナンで今回は”ストーリー”なん…

リドリー・スコット監督の作品ランキング (再)

これは以前IMDbで見つけた人気投票、早速内容を見てみると、、、; (年代順にウィキに掲載されていた監督作品) デュエリスト/決闘者 The Duellists (1977) カンヌ国際映画祭新人監督賞 エイリアン Alien (1979) ブレードランナー Blade Runner (1982) レジ…

ロサンゼルスが舞台のサスペンス映画5選!

っと言うタイトルの記事を今朝のYahooニュース経由で見つけた。さてどんな事になっているのやら、と確かめたのだがオレのとは大分違うんだなぁ~、、これが。以下が選ばれた5作品、、; ”トレーニング・デイ” - ロス市警に配属されたデンゼル・ワシントン…

局に苦情を、これは日本庭園じゃない

2014年から放映されている”マダム・セクレタリー”と言うアメリカのTVシリーズだが現在日本で配信されているのがシーズン5、主演の国務長官に扮してるのがティア・レオーニ(”ディープ・インパクト”にTVのレポーター役で登場)で元CIAの分析官が初の女性…

ベニチオ・デル・トロ

Benicio del Toro は芸名だが本名は Benicio Monserrate Rafael del Toro Sanchez と言うらしい。生まれはプエルトリコでスペイン人とイタリア人の両親がいて学業ではかなり優秀な生徒だったようだがカリフォルニア大学へ留学している時に演技熱にハマってし…

”秘密への招待状”(19年)

主演にジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが配役されバート・フレンドリッチが監督を、原作はスザンネ・ビアと言うデンマークの女流作家が書いた”アフター・ウェディング”だ。 オリジナルは邦題はそのままで主役の男女が入れ替わっておりマッツ・ミ…

やりたい放題の邦題 VS 膝を叩きたくなる邦題

もうかなり時間が経過しているがそもそもYahooさんでブログを始めたきっかけは”ナンで最近の邦題はこんなに手抜きなんだぁ~”と不満をぶつけたのとワード・パーフェクトで保存していた映画のデータをPCの新機種に移行した際に全て消去してしまった事だった。…

”折れた矢”(50年)

原題は”Broken Arrow”と言うのだがそれをカタカナで表記した”ブロークン・アロー”って邦題の映画もある。ジョン・ウー監督でクリスチャン・スレーターにジョン・トラボルタ主演で96年に公開されたテロ犯罪を描いた映画だった。 こっちはジェームス・スチュ…

”シャレード”(63年)

この映画、過去に何回も投稿していたと思ったら他の作品を語る上で記載してたようで単独では書いてなかった。主演はオードリー・ヘップバーンとケイリー・グラント、監督はスタンリー・ドーネンで音楽はヘンリー・マンシーニ、。 オードリーの魅力満開のミス…

”ザ・コンサルタント”(16年)

この映画、原題は”The Accountant”(会計士)なんだが何故か邦題は”コンサルタント”に、、しかもアタマに”ザ”まで付いている。ナニか邦題はこうやるべし、、みたいなマニュアルでもあるんだろうか?そりゃ会計士だってコンサルタントには違いないのだが折角…

刑事の中の女刑事

やはり女刑事さんだって大活躍しているので投稿しない訳にはいかんだろう、、でも数多くの犯罪モノを映画やTVドラマで見て来ているがイチオシで思いつくのは一人だけ、その次に出て来る人がなかなかいないのだ。 映画からは唯一、コレだっと言う彼女が一人い…

”ホット・ロック”(72年)

”ロック”ってのはショーン・コネリー主演で制作されている。この”ホット・ロック”は石は石でもダイヤの原石って事でアフリカからやって来た重要文化財的なロックだ。それを強奪する犯罪ストーリーなんであるが、、72年代の映画とあってまだ携帯電話もない…

刑事の中の刑事

この数年、映画やドラマのなかで刑事さん役が良く似合う俳優さんに出会っている。古くはイタリア映画で”刑事”と言うタイトルそのままに優秀な刑事を演じたピエトロ・ジェルミもいたし、”刑事コロンボ”で一躍名刑事と呼ばれるようになったピーター・フォーク…

”アサインメント”(98年)

1974年にパリで実際に起きたテロ爆破事件の首謀者、カルロスを捕まえようと試みるCIAと協力するイスラエルのモサド、双方の責任者にドナルド・サザーランドとベン・キングスレイが扮し奇想天外な隠密作戦を実行するアクション映画だった。 まあしかし原…

”特捜部 Q 知りすぎたマルコ”(22年)

コヤツは2013年にスタートした”特捜部 Q"の活躍を描くデンマーク産の刑事ドラマでこれまでに”檻の中の女”(13年)、”キジ殺し”(14年)、”Pからのメッセージ”(16年)、”カルテ番号64”(18年)と制作されていてこの”知りすぎたマルコ”は5作目…

”ぶあいそうな手紙”(20年)

コレは珍しいブラジル映画で78歳になる爺さんと孫ほどに年の違う23歳のトンでる女性との交流をメインに彼らなりに人生を覚醒して行くお話、それもすこぶるハートウォーミングな秀作だ。でも邦題がチョイとばかり情けない、、そりゃ確かに”ぶあいそうな手…

”突破口!”(73年)

これはジャンルから行けば戦争映画にあらずニューメキシコを舞台にした痛快な犯罪モノである。邦題からは第二次世界大戦か、、って雰囲気だがタイトルからは想像も出来ない主人公はかなりの”知能犯”だ。 その主人公がチャーリー・ヴァリック(”Charley Varri…

”湯を沸かすほどの熱い愛”(16年)

遅ればせながら久し振りに秀作邦画を、、好きな宮沢りえ主演だしこの映画ブログ界では皆さん賞賛されている、それに440円で配信中と広告されていたので早速リモコンで承諾ボタンをポチンと。 先の主演作”紙の月”は途中で挫折してしまったのでちょっと心配…

”メモリー”(22年)原題

本国では4月の末に劇場公開と書かれていたが日本での公開時期はまだ未定らしい。主演はリーアム・ニーソン、彼が珍しく凄腕殺し屋に扮するとか?そしてモニカ・ベルーチ、ガイ・ピアースなど、、で監督が”007/カジノ・ロワイヤル”を撮ったマーティン・キ…

"帰らざる河”(54年)

これまで数多くのマリリン・モンローを見ているがこれはトップスリーに入りそうだな、。特に好きな女優さんって訳じゃないし、、逆にかなり苦手かも?でも”お熱いのがお好き”、”七年目の浮気”、”ナイアガラ”とこの”帰らざる河”では彼女の魅力が満開だった気…

イル・ディーボを見逃した

大分前から札幌公演があるのを知っていた。それが何と公演日を一日過ぎた23日になってもう一回だけの公演が終わってしまい東北公演に行ってしまったのだ、、(涙)。 これは2018年の東京の武道館で”故郷”を歌った時のものだが今回は昨年末に急逝したカ…

ハワイを舞台にした秀作クン

この所、映画館は無論だがTVを家内に独占されていて映画も全く見れてない。それでもフェイントをかけてあっちが外出している間に見るのだがそれも”刑事フォイル”にどっぷりだ。これは異色の刑事モノで時系列でイギリス本土が激しい空襲に晒されている19…

”刑事フォイル”(02~15年)

これは異色の刑事モノだった。何せ時代背景が第二次大戦の戦禍が迫りくるイギリスのヘイスティングと言う田舎町で其処の警察署に配属されているフォイル刑事(マイケル・キッキン)、部下のミルナー巡査(アンソニー・パウエル)、フォイルの専属女性運転手…

”ヒトラーの贋札”(07年)

やはり巧い邦題と言うのは絶対に必要だ。こんなタイトルを見付けたら有無を言わさず見るか録画をしてしまう。英語の原題は”The Counterfeiters”、”贋作者たち”と複数になっているが元よりこれはヒトラーの命によって実行された戦時中の作戦だった。 どうやら…

”アストリッドとラファエル 文書係の事件録”(19~21年)

フランスのTVシリーズ、犯罪捜査モノだがこれまでの警視、刑事が活躍する作品とは大分設定が違う。まあ独創的、、とでも言ったらよいのか、。でもアメリカでも日本でも過去には似たような設定で犯罪捜査にあたるミステリーがあった気もする。 その概要は、、…

”刑事ジョン・ブック 目撃者”(85年)

この映画は何回もハリソン・フォードを語るうちにオマケとして付いて来ているが単独でレビューはしていなかった。もう公開から37年が経過しているのだが改めて見てもこの映画の独創的な背景やストーリーテリングはドンと壺にはまっているしオージーの監督…