”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

”ステルス”(05年)

う~ん、この映画、制作されたのは2005年となっている。そりゃもう15年以上も前の話で今ならもっとスゴイ最新の技術を使った想定や軍事力増長になっていたんだろうか? 要するにアメリカが開発した人工頭脳で飛ぶ新鋭ステルス機のお話である。一般的に…

イアン・フレミングとショーン・コネリー

007シリーズの原作を書いたイアン・フレミングは1908年生まれだった。最初に書き下ろした長編が”カジノ・ロワイヤル”で1953年に発表され67年に映画化されているのだがボンド役にはデイビット・ニーブンが、”ニセモノ007”にはピーター・セラ…

”リバティ・バランスを射った男”(62年)

これはジョン・フォード監督とジョン・ウェインがコンビを組んだ数多い西部劇の中でもかなり上位にランクされる名作だ。日本でもアメリカでの公開後、僅か数か月後に公開されたモノクロ映画でタイトルからドンパチを想像すると肩透かしを受ける。確かに公開…

”地獄の七人”(83年)

邦題に”七人”が入る映画はかなり多い、無論、”七人の侍”から来ているのだがこのベトナム戦争の後日談を描いた映画も原題は”Uncommon Valor"(類まれな勇気)なのにタマタマ七人の兵士が捕虜となっている仲間の兵士たちを救出に行くので地獄へ向かう七人にな…

”マラソンマン”(76年)

ダスティン・ホフマンとサー・ローレンス・オリビエが組んだ戦争犯罪に関するスリラーで監督はイギリス人のジョン・シュレシンジャー、そして原作を書いたのはウィリアム・ゴールドマンだが映画化に際して脚本も担当しているのでかなり原作に忠実に作られて…

”レイトナイト 私の素敵なボス”(19年)

主演はエマ・トンプソンでイギリス人ながらアメリカで毎晩放映されているネットワーク系番組でリアルタイム・ショーを演じているメインキャスターのお話だ。日本にもその昔、大橋巨泉がキャスターを務める”11PM”とか言う番組があったが原形は”ジョニー・カ…

”私立探偵エイブ 折り紙殺人事件”(20年)

お~、、こんなタイトルなら見るか、、っとなるわな、でもチョイと”折り紙”ってのが気になるぞ。J:COMの映画配信サービスに単発550円徴収と書かれているのでどんな内容かも確かめず思わずポチンとクリック、。そしたらタイトルロールに原題が出て来た、、…

”アパッチ砦”(48年)

この映画は1948年に制作されているが恐らく日本へ入って来て公開されたのは50年代に入ってからではなかろうか?今のようにワールドプレミアなんて事はあり得ないし輸入の煩雑な手続きや字幕編集にだってかなり時間を要した気がする。それにしても73…

”ナイブズ・アウト / 名探偵と刃の館の秘密”(19年)

原題は”Knives Out”とナイフ複数出ている状態なんだがそれをカタカナで表記すると”ナイブズ”、、相変わらず邦題は酷いもんだ。無理やりカタカナ表記にする必要はないような気もするんだが、。 映画は本格的ミステリー、、?と最初は期待したがそうは行かなか…

”依頼人”(94年)

この映画は原作も読んだし、映画館でも見ているのだがそれっきり30年くらいが経過してしまった。原題は”The Client"で当時付いた邦題は”依頼人”、それがDVD化されて”ザ・クライアント 依頼人”になったらしい。 主演はスーザン・サランドンとトミー・リー・…

ジェームズ・ボンドが死闘を演じた悪役たち

これまで制作された007 / ジェームズ・ボンドにはボンド・ガールズと同様に必ず悪役が出て来る。全25作品の中には初期の”顔出し”がなく白いネコを膝に抱えているブロフェルドやそんなに悪くなさそうな風貌や、見るからに悪そうだな、とか極悪非道なヤツ…

”アルバレス・ケリー”(66年)

どうも先日007の初日へ行って大満足したせいか他の映画を見る気力が失せちまった、、どうにも大画面大迫力の余韻があって他所に目が向かないのだ。でもうちのレコーダーをチェックしたら”アルバレス・ケリー”と言う古い西部劇があったのでこれなら良かろ…

”007/ ノータイム・トゥ・ダイ”(20年)

初日の初回、この25作目が公開に漕ぎつけるまで映画の完成から2年が経過している。世界的なコロナ禍で延期延期となった訳だがそれだけ待たされたファンでさぞ満席じゃなかろうか、と恐る恐る席の引換券を手にエレベーターを降りたがロビーは閑散としてた…

007 鑑賞後録(語録)の予告編

いや~、、参った参った、もう観劇後には大感激で目が霞んでます。目の前に来たかき揚げ丼が海老天丼見えるど、。

”大いなる西部”(58年)

ウィリアム・ワイラー監督になる壮大な西部劇だ。これは面白い事に”ベン・ハー”の翌年に公開された作品で”ローマの休日”にグレゴリー・ペックを抜擢してから5年後の事である。仮に”ベン・ハー”が先に制作されていたら恐らく主演の二人、グレゴリー・ペック…

guch 63 /ノータイム・トゥ・ウェイト

もうこうなったら執念だ。結局”007/ ノータイム・トゥ・ダイ”は再三公開予定日が延期延期となり買ってしまったムビチケから最後に通知が来たのがかれこれ一ヶ月程前になる。 それから毎回気が付くと座席を確保すべくネットにアクセスするのだが”上映時間…

”マニカルニカ ジャーンシーの女王”(19年)

これは実に珍しい、、インドの伝記モノで1850年代に実在した女王の生涯を描いた超大作なのだが配役その他に馴染みがない分全てが逆に新鮮だった。歴史的にはインドのジャンヌダルクとも称されるようだがイギリスからの独立を目指して立ち上がる民衆の味…

”恐怖の報酬”(77年)

1977年度版は主役にロイ・シャイダーそして監督にウィリアム・フリードキン(”フレンチ・コネクション”の名匠)を配して制作されたサスペンスフルな映画だが残念ながら1953年に制作されたフランス版のオリジナル越えはならなかった、、。 この英語版…

”ブレイブワン”(07年)

ニューヨークを舞台にした犯罪モノで復讐劇になっているのだがどうもコイツはそっくりそのまま主役の男女を入れ替えただけのリメイク、と言うかコピー版みたいだった。 主演はジョディ・フォスターで監督が冗談かと思ったがニール・ジョーダン、、他の配役は…

”無頼の群れ”(58年)

まさにこれぞ”オールド・シネマ・パラダイス”な映画で主演のグレゴリー・ペックが地味に強い正義の味方を演じている。 彼に対峙する”無頼の群れ”に扮するのは極悪人ランキングをやれば必ずや入るであろうスティーブン・ボイド(名作”ベン・ハー”で幼馴染から…

超高速パソコンに生まれ変わった

やっとPSが帰って来た。しかもおまけにマックのタブレットまで着いて来てしまったのにはビックリだ、。それにしてもこれまで使っていたパソコンは一体ナンだったのか?これまでは準急行だったとしたら新たにSSDを搭載したパソコンは新幹線どころか完全にリニ…

PCは臨時休業

今使っているラップトップは丁度3年前、2018年の10月に新品で購入したDELLのパソコンだがもう容量が目一杯になってしまい速度も極度に減速している。何せ起動して立ち上がるまでにコーヒーを飲み終わってしまう状態でスマホと比べるとお話にならない…

”陽のあたる場所”(51年)

原題は”A Place In The Sun"とまさにそのまま、、陽のあたる場所である。長い間、コレは見ていると信じていたのだが始まって10分、、20分が経過しても記憶にある展開にはならない、むしろ全然未開の領域だ。って事は自分じゃ見た積りだったが見ていない…

実録ジュラシック・パーク??

これは遥々現地から送られて来た”ジュラシック・パーク”実写版の一コマです。主演は孫①、孫②で共演は次女、撮影は娘婿で編集が爺、っと言う訳で撮影用のスチールが届いただけで内容その他はまだ不明です、、果たして公開はあるのか??(笑)。 確か北海道に…

007シリーズ・ベスト・テーマソング

1962年に最初の007映画が公開された。原題は”Dr No”だが邦題は”007は殺しの番号”とかで完全にB級作品扱いで公開された映画館だって二番館だった。後年シリーズ化された後に邦題も”007/ドクター・ノオ”と変わったがそれ以降60年間に25本のジ…

”ダンシング・ヒーロー”(92年)

これは純正オーストラリア映画で1992年に公開されバズ・ラーマンの監督の地位を確固たるものにした処女作かつ代表作品だ。恐らく公開当時、オージーで見てない映画ファンはいないだろう。原題は”Stricktly Ballroom”だが邦題は”ダンシング・ヒーロー”に…

”宇宙戦争”(19年)

これはイギリスでシリーズ制作され日本ではWOWOWが配信したH・G・ウェルズが描くところのSF大作のリメイク版で合計4話で構成されている。トム・クルーズ&スピルバーグ版は05年に公開されているがアレは舞台がニューヨークでやたらとギャーギャ…

”サハラ死の砂漠を脱出せよ”(05年) 再

原作者はクライブ・カッスラー、1931年アメリカのイリノイ州生まれなのでもう82歳になる。カリフォルニア州に永住する事になり、65年に執筆活動を開始、それが何と奥さんが警察勤めで忙しく子供の世話をし”主夫”活動の合間に書き始めたそうな、、そ…

”それでも恋するバルセロナ”(08年)

ウディ・アレン監督のラブ・コメディ(?)、最初見た時は印象的なテーマ曲が背景に流れるなかアメリカから休暇でやって来た若い仲良しのヴィッキーとクリスティーナが繰り広げる恋のさや当てがバルセロナにとても良くマッチしていると思った、。それに監督…

”暗くなるまで待って”(67年)

日本国内で公開されたのが1968年と米国公開から半年も後の事だった。ヒッチコック監督の”鳥”は1963年の映画で東京は丸の内にあった旧ピカデリーで公開されているが此方はその5年後に同じ松竹ピカデリーで公開された。 wait until dark オードリー・…